引越しの機会にベビーカーを処分したいけどどうしたらいい？費用は？

引越しは、不用品を処分するのに良い機会です。
引越しの機会に、使わなくなったベビーカーを処分したいと考えている人もいるのではないでしょうか。

ベビーカーはサイズが比較的大きく、処分に困る品物のひとつです。
また、思い出のあるベビーカーをゴミとして廃棄したくない人もいるでしょう。

今回は、ベビーカーを処分する方法について詳しく解説します。
ベビーカーを廃棄する方法だけでなく、売却する方法や寄付する方法などもご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

ベビーカーにはどんな処分方法がある？

ベビーカーの処分方法は、「廃棄する方法」「売却する方法」「寄付・譲渡する方法」の3つに大きく分けられます。

売却すれば処分費用がかからず、逆にお金が手に入ります。
また、ベビーカーを別の人に有効活用してもらうことができ、ゴミを減らすことにもつながります。
そのため、問題なく使用できる状態の良いベビーカーであれば、まずは売却を検討してみることをおすすめします。

ベビーカーを有効活用してもらいたい場合は、慈善団体などに寄付する方法や、友人や地域の人に譲渡する方法もあります。

壊れていて売却できなかったり、売却・寄付の手続きが面倒だったりする場合は、廃棄する方法を検討します。
廃棄する場合は、自治体にゴミとして回収してもらう方法が一般的です。
また、費用を支払ってゴミ処理業者や不用品回収業者に処分を依頼することもできます。

ベビーカーの処分方法には、さまざまな選択肢があります。
それぞれのメリットを比較して、自分にあった方法を選んでみてください。

ベビーカーを売却する方法

ベビーカーを処分する方法を具体的にみていきましょう。
まずは、ベビーカーを売却する方法をご紹介します。

売却できれば処分料がかからず、逆にお金が手に入ります。
また、ゴミを減らすことにもつながります。
そのため、状態の良いベビーカーを処分したい場合は、買取業者に査定を依頼してみることをおすすめします。

買取対象になるベビーカーは？

買取業者は再販売するためにベビーカーを買い取っているため、商品価値の低い品物は買取を断られる場合があります。

買取を断られるベビーカーの特徴としては、以下のようなものがあります。

• 壊れている
• 年式が古い
• 汚れや傷みがひどいもの
• 販売価格が安価な製品

逆に、新しくきれいな状態のものや、販売価格が高い人気ブランドのものは、高めの買取価格がつく場合があります。

高く買い取ってもらうためには？

買取価格を高くするために、査定に出す前にベビーカーをしっかりと掃除しましょう。
汚れがあると、査定額が減額されてしまいます。

また、説明書や付属品などは、本体と一緒に査定に出すことが重要です。
付属品が揃っている品物のほうが、買取価格は高くなります。

買取価格の基準は業者によって大きく異なるため、複数の業者に査定を依頼するのもおすすめです。

どこで買い取ってもらえる？

ベビーカーの売却方法には、いくつかの選択肢があります。

ベビー用品の買取業者

ベビー用品を専門に取り扱っている買取業者があります。
ベビーカーを売却したい場合は、まずはそうした専門業者に査定を依頼してみることをおすすめします。

買取価格が高め

専門業者は、ベビーカーの相場に精通した鑑定士が査定してくれるため、品物の価値を正確に判断してくれます。
また、再販ルートがしっかりと確保されており、買取価格が高めに設定されています。
特に販売価格の高いブランド品のベビーカーを売却したい場合は、専門業者を利用するのがおすすめです。

便利な買取方法が選べる

ベビー用品の買取業者の中には、自宅まで来てくれる「出張買取」や、宅配便で送付する「宅配買取」に対応しているところもあります。
そうした業者を利用すれば、自分で運ぶ手間が省けて便利です。

宅配買取業者

さまざまな品物を宅配買取している業者の中には、ベビーカーを買取対象としているところがあります。
そうした宅配買取業者を利用すれば、ほかの不用品と一緒にベビーカーを買い取ってもらえます。

ベビーカーを取り扱っているおすすめの宅配買取業者に「 ecofa(エコファ)」があります。
「ecofa(エコファ) 」は買取価格を無料でオンライン査定してくれるため、売却可能かどうかいちど査定を依頼してみることをおすすめします。

また、「ecofa(エコファ) 」は、宅配業者が品物を梱包してくれる「梱包おまかせサービス」を無料で提供しています。
ベビーカーの梱包には手間がかかりますが、「ecofa(エコファ) 」であればそうした手間を気にせず気軽に買取を依頼できます。

詳しくはこちらをご覧ください。

ベビーカーを買い取ってくれる業者を調べてみる

リサイクルショップ

リサイクルショップの中にも、ベビーカーを取り扱っているところがあります。
リサイクルショップに持ち込めば、すぐにベビーカーを換金できます。

しかし、ベビーカーを取り扱っていない店舗もあるため、持ち込む前に電話などで確認してください。
また、リサイクルショップにはベビーカーの相場に精通した鑑定士がいない場合が多く、専門業者などに比べて買取価格が低い傾向があります。

ほかの不用品と一緒に処分したい場合には便利ですが、ベビーカーをなるべく高く買い取ってもらいたい場合は、リサイクルショップの利用はおすすめしません。

ネットオークションなどの個人間売買

現在、ネットオークションやフリマアプリ、地域限定のネット掲示板などを利用して、個人間売買で不用品を売却する人が増えています。
そうした方法でベビーカーを売却するのもひとつの手です。

個人間売買には、自由に価格を設定できるという利点があります。
また、多少汚れがあったり古かったりする品物でも、買い手が現れる場合があります。

しかし、そうした個人間売買は売却に時間がかかるケースが多く、売れる保証もありません。
そのため、引越しの機会に急いでベビーカーを処分したい人には、あまりおすすめできる方法ではありません。

また、ベビーカーはクレームがつきやすい品物でもあり、写真を撮影しての出品・購入者とのやり取り・梱包や送付にも手間がかかります。
そうしたトラブルのリスクや売却の手間を避けたい場合は、個人間売買ではなく買取業者の利用をおすすめします。

ベビーカーを寄付・譲渡する方法

ベビーカーを別の人に有効活用してもらいたい場合は、寄付・譲渡するのも選択肢のひとつです。

慈善団体や公共施設などに寄付する

途上国支援などの慈善事業を行っている団体の中には、ベビーカーの寄付を募集しているところが多くあります。
また、公園や動物園などの施設が、施設内で貸し出すためにベビーカーの寄付を募集している場合もあります。

そうした団体や施設に寄付すれば、使わなくなったベビーカーを有効活用してもらえます。

参照：セカンドライフ

参照：いいことシップ

ただし、寄付する際の送料は、基本的にこちらが負担する必要があります。
慈善団体の中には自宅まで回収に来てくれるところもありますが、その際にも3,000円程度の回収費用を支払う必要があります。

友人や地域の人に譲渡する

ベビーカーを必要としている友人・知人がいれば、譲渡するのも良い選択肢です。
また、地域限定のネット掲示板や、地域の情報誌の「あげます・ください」コーナーなどで、引き取ってくれる人を探す方法もあります。

ベビーカーを廃棄する方法

最後に、ベビーカーを廃棄する方法をご紹介します。
壊れているベビーカーの場合や、引越しの機会に急いで処分したい場合は、廃棄する方法を選ぶことになります。

ゴミとして自治体に回収してもらう

廃棄する方法としては、自治体にゴミとして回収してもらう方法が一般的です。
ほとんどの自治体では、ベビーカーをゴミとして回収・処分しています。

なお、ゴミの区分や回収方法は自治体によって大きく異なるため、ベビーカーをゴミとして回収してもらう場合は、事前に自治体のルールをしっかりと確認してください。
適切な方法で処分しないと、不法投棄になる場合があります。

粗大ゴミに区分される場合が多い

ベビーカーはある程度サイズが大きいため、粗大ゴミに区分される自治体が多いです。

粗大ゴミとして回収してもらう場合は、まずは地域の粗大ゴミ受付センターに連絡します。
電話連絡が一般的ですが、ネットで手続きできる自治体も多いです。
そして、コンビニやスーパーなどで粗大ゴミ用の回収券を購入し、それを貼り付けたうえで所定のゴミ捨て場に置いておきます。

粗大ゴミとしての処分料は、ベビーカーの大きさや自治体にもよりますが、数百円から1,000円程度が一般的です。

無料で処分できる場合もある

自治体によっては、ベビーカーが「不燃ゴミ」や「破砕ゴミ」などに分類され、無料で回収してもらえる場合があります。

また、粗大ゴミに該当しないサイズまでベビーカーを小さく分解してからゴミに出す方法もあります。
ただし、分解には手間がかかるため、そうした作業に慣れていない場合はおすすめしません。

自治体に回収してもらうメリットとデメリット

自治体に回収してもらえば、比較的安くベビーカーを処分できます。
ただし、ゴミ捨て場まで自分で運ぶ必要があるほか、ゴミの回収日は限られています。
そのため、急いで処分したい場合や、処分の手間を省きたい場合は、別の選択肢を選ぶ必要があります。

地域のゴミ処理センターに直接持ち込む

急いで廃棄したい場合は、地域のゴミ処理センターに直接持ち込む方法もあります。
直接持ち込めば、ゴミの回収日を待たずにベビーカーを廃棄できます。

ただし、地域によっては受け付けてもらえない場合もあるため、事前に電話などで確認してから持ち込むようにしてください。
また、直接持ち込む際には「10kgあたり200円」といった処分料がかかるのが一般的です。

ゴミ処理業者や不用品回収業者に依頼する

ゴミ処理業者や不用品回収業者に、ベビーカーの処分を依頼することもできます。
そうした業者は自宅まで回収に来てくれるため、自分で処分する手間が省けます。
また、すぐに来てくれる業者もあるため、処分を急いでいる場合にも適しています。

事前に費用を確認

ただし、業者は処分料が高めです。
一般的なゴミ処理業者の料金体系は、出張費用や運送費用などの基本料金が設定されており、そこに処分を依頼する品物の処分料が加算される形式です。
料金は業者によって異なりますが、ベビーカーの処分料は1,000円以上、基本料金は3.000円以上のケースが多いです。

業者に処分を依頼する場合は、事前に必要な費用をしっかりと確認するようにしましょう。

無許可の業者は利用しない

ベビーカーなどの家庭からのゴミを処分する業者は、「一般廃棄物収集運搬業」の許可や市町村からの委託を受けている必要があります。
そうした許可を受けていない業者は、利用してはいけません。

「無料回収」などと宣伝している無許可の業者を利用した結果、高額な処分料を請求されるなどのトラブルが多数報告されています。
また、無許可の業者はゴミを不法投棄する恐れがあります。

自治体のホームページには、許可を得ている業者が一覧で掲載されています。
ゴミ処理業者に処分を依頼する場合は、必ず自治体の許可を得ている業者を利用するようにしてください。

まとめ

ベビーカーの処分方法は、「廃棄する方法」「売却する方法」「寄付・譲渡する方法」の3つに大きく分けられます。

売却できれば処分料がかからず、逆にお金が手に入ります。
そのため、比較的状態の良いベビーカーであれば、買取業者に査定を依頼してみることをおすすめします。
その際には、ベビー用品の買取を行う専門業者を利用すると、高めの買取価格が期待できます。

ベビーカーを別の人に有効活用してもらいたい場合は、慈善団体や公共施設に寄付したり、必要としている人に譲渡したりするのも選択肢のひとつです。

売却できなかったり、売却や寄付の手続きが面倒だったりする場合は、廃棄する方法を検討します。
廃棄する方法としては、自治体にゴミとして回収してもらう方法が一般的です。
また、ゴミ処理業者や不用品回収業者に廃棄を依頼することもできます。

ベビーカーの処分方法には、さまざまな選択肢があります。
今回の記事を参考にして、自分にあった処分方法を選んでみてください。