引っ越しの機会に電子レンジを処分したいけどどうしたらいい?費用は?

家電の不用品処分

引っ越しの機会に、不要になった電子レンジを処分したいと考えている人もいるのではないでしょうか。

電子レンジは、ほかの多くの家電製品と同じく「小型家電リサイクル法」の対象品であり、適切な方法で処分する必要があります。
電子レンジの廃棄方法は自治体によって異なるため、住んでいる地域のルールをよく確認することが大切です。
また、電子レンジを廃棄するのではなく、買取業者などを利用して売却する方法もあります。

今回は、引っ越しの際に電子レンジを処分する方法をご紹介します。
電子レンジの処分方法にはさまざまな選択肢があるため、記事を参考にして自分にあった方法を選んでみてください。

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電子レンジの廃棄方法

電子レンジの処分方法は、電子レンジを「廃棄」する方法と「売却」する方法の2つに大きく分けられます。
まずは、廃棄する方法からみていきましょう。

電子レンジの廃棄方法は自治体によって異なる

電子レンジの廃棄方法は、自治体によって異なります。
そのため、住んでいる地域のルールをよく確認することが大切です。

電子レンジは「小型家電リサイクル法」の対象

電子レンジは、2013年に施行された「小型家電リサイクル法」の対象となる家電製品です。
小型家電リサイクル法は、家電に使用されているレアメタルなどを有効利用するために制定された法律です。

小型家電リサイクル法では、回収やリサイクルの対象品目・回収方法を各自治体において独自に定めると規定されています。
そのため、電子レンジの回収方法も自治体によって異なります。

なお、電子レンジは、テレビや洗濯機などを対象とした「家電リサイクル法(小型ではない)」の対象家電ではありません。
各自治体は「家電リサイクル法」の対象となるテレビや洗濯機などを回収していませんが、電子レンジはリサイクル品やゴミとして自治体に回収してもらえます。

自治体によってさまざまな回収方法がある

電子レンジの回収方法は、自治体によってさまざまです。
公共施設や家電量販店などに回収ボックスを設置して、そこに小型家電を入れる「ボックス回収」を行っている自治体もあれば、ゴミ収集場所で回収する「ステーション回収」を採用している自治体もあります。
また、排出された不燃ゴミの中から業者が選別して回収するところもあります。

電子レンジを廃棄する際には、各自治体のルールをよく確認することが大切です。

リサイクル品として回収してもらう

電子レンジを廃棄する具体的な方法をみていきましょう。

リサイクル品として回収してもらう場合は、自治体のルールに沿って行います。
自治体によっては、スーパーや家電量販店などに「回収ボックス」や「回収コンテナ」を設置しているところがあり、そこに持っていけば電子レンジを回収してくれます。
なお、稀に数百円程度のリサイクル料金が発生する場合があります。

粗大ゴミ・不燃ゴミとして出す

自治体によっては、電子レンジをリサイクルの対象品目としていない場合もあります。
そうした場合は、定められた日に粗大ゴミや不燃ゴミとして回収場所に出すのが一般的です。

電子レンジをゴミとして出す場合の料金は、自治体によって異なります。
無料で回収してくれる自治体もあれば、粗大ごみ用のチケットをコンビニなどで購入するところもあります。
電子レンジをゴミとして出す場合も、自治体のルールをよく確認するようにしましょう。

また、地域のゴミステーションに電子レンジを持っていき、廃棄を依頼する方法もあります。
粗大ゴミの回収日は限られているため、急いで処分したい場合は、事前に問い合わせたうえでゴミステーションに持っていくのもひとつの手です。

ゴミ処理業者に依頼する

回収場所やゴミステーションに持っていくのが難しい場合は、ゴミ処理業者に回収を依頼する方法もあります。

ゴミ処理業者に依頼すれば自宅まで回収に来てくれるため、大きなレンジを自分で運ぶ手間が省けます。
ただし、業者に回収を依頼すると数千円程度の費用がかかります。
金額は業者によって異なるため、利用する際には事前にしっかりと料金を確認するようにしましょう。

不要な家電を処分してくれる引っ越し業者もある

引っ越し業者の中には、引っ越しを行う際に不要な家電製品を回収・処分してくれるところもあります。
ゴミの日に出せなかったり、電子レンジを運ぶのが難しかったりする場合は、引っ越し業者に処分を依頼するのもひとつの手です。

また、引っ越し業者の中には不要な家電製品を買い取ってくれるところもあります。
例えば、ヤマト運輸は製造から6年以内の家電製品を買取対象としています。

なお、業者や地域によっては回収を断られるケースもあります。
そのため、引っ越し業者に電子レンジの回収を依頼したい場合は、不用品を回収してくれることを確かめたうえで業者を選ぶ必要があります。

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また、不用品の回収を行っている業者を簡単に選ぶこともできます。

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電子レンジを売却する方法

電子レンジの処分方法には、電子レンジを「売却」する方法もあります。
売却できれば処分費用がかからず、逆にお金が手に入ります。

電子レンジの売却方法としては、「リサイクルショップ」「宅配買取」「ネットオークション」などがあります。

リサイクルショップ

多くのリサイクルショップでは、電子レンジを買取対象としています。
特に高機能の電子レンジは人気があり、高く売れる場合があります。

ただし、すべての電子レンジが売れるわけではなく、古いものや汚れているものは買い取ってもらえないケースも多いです。
比較的新しい電子レンジを処分したい場合は、買い取ってもらえるかリサイクルショップに確認してもらいましょう。

リサイクルショップの中には、自宅まで取りに来てくれる「出張買取」を行っている業者もあります。
ただし、業者によっては出張費用や運搬費用がかかるケースがあります。
出張買取を利用する際には、事前にそのリサイクルショップの料金システムをよく確認することが大切です。

宅配買取

宅配買取は、買取業者に品物を送って買い取ってもらう方法です。
宅配買取業者の中には、電子レンジを買取対象としている業者があります。

宅配買取を利用する場合は、電子レンジの機種や型番を調べて業者に問い合わせを行い、概算の買取価格を確認します。
買取価格が十分な水準であれば、業者に品物を送付して買い取ってもらいます。
ただし、電子レンジの状態によっては、見積もりの価格から料金が減額される場合もあります。

電子レンジを買取対象としているおすすめの宅配買取業者に「 ecofa(エコファ)」があります。
ecofa(エコファ)」は、事前に無料で買取金額を査定してくれるほか、配送業者が商品を梱包してくれる「梱包おまかせサービス」を無料で利用できます。

電子レンジを売却したい場合は、いくらくらいで売れるのか、いちど「 ecofa(エコファ)」で査定額を確認してみることをおすすめします。

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ネットオークション

現在、ネットオークションを利用した個人間売買が盛んに行われており、電子レンジの売買も行われています。
ネットオークションは、自分で売却価格を決められるのがメリットです。

ただし、ネットオークションではいつ売れるのか分からず、売れる保証もありません。
そのため、引っ越しの時期が決まっているケースでは、あまりおすすめできません。
どうしてもネットオークションで売却したい場合は、引っ越しに間に合うように早めに出品しましょう。

無許可の回収業者は決して利用しない

電子レンジを処分する際には、「無許可の回収業者を利用しない」ことが大切です。

電子レンジなどの家電製品の回収には、「一般廃棄物収集運搬業」の許可や市町村の委託が必要です。
そうした許可を受けていない業者は適切な処理を行っていないケースが多く、電子レンジが不法投棄される恐れがあります。
また、無許可の業者を利用して、後で法外な料金を請求されたケースも報告されています。

業者に電子レンジの回収・処分を依頼する場合は、その業者が自治体の許可を得ていることを確認したうえで利用するようにしてください。
自治体に問い合わせれば、自治体指定の処理業者を教えてくれます。

まとめ

電子レンジの処分方法には、電子レンジを廃棄する方法と売却する方法があります。

比較的新しくきれいな電子レンジであれば、売却できないかリサクイクルショップや宅配買取業者に確認してみましょう。

廃棄する場合は、リサイクル品として回収してもらうか、決められた日にゴミとして出します。
電子レンジの廃棄方法は自治体によって異なるため、しっかりと地域のルールを確認することが大切です。

また、急いで処分したい場合は、地域のゴミステーションに持参する方法や、ゴミ処理業者に依頼する方法もあります。
業者に依頼する手間を省きたい場合は、引っ越し業者に処分してもらうことも可能です。

以上のように、電子レンジの処分方法にはさまざまな選択肢があります。
引っ越しで電子レンジを処分したい人は、今回の記事を参考にして、自分にあった処分方法を選んでみてください。

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