業務用コピー機は、サイズが大きく処分に困るオフィス用品のひとつです。
業務用コピー機は、家庭用コピー機とは異なり、粗大ゴミとして処分することはできません。
不要になった業務用コピー機は、製造したメーカーや産業廃棄物処理業者に依頼するなどの、適切な方法で処分する必要があります。
また、正常に機能するものであれば、買取業者に売却できる場合があります。
今回は、業務用コピー機の処分方法をご紹介します。
処分する際の注意点や、トナーカートリッジの処分についても解説しますので、是非参考にしてみてください。
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業務用コピー機を処分する前に
業務用コピー機を処分する前に、いくつか確認しておくべきポイントがあります。
まずは処分しても問題ないか確認する
まずは、不要になった業務用コピー機が自己所有のものであり、処分しても問題ないことを確認しましょう。
コピー機の処分方法は、その業務用コピー機を入手した方法によって大きく変わります。
業務用コピー機の入手方法には、「リース」「レンタル」「購入」の3つがあります。
リース
リース契約している業務用コピー機は、リース会社の資産です。
そのため、勝手に処分することはできません。
リース会社に断りなくコピー機を廃棄しり、事務所から移動させたりした場合は、損害賠償を請求される場合があります。
リース品のコピー機は筐体にリース会社のシールが貼ってあるので、不要になった場合はリース会社に連絡してください。
リース品の処分方法は、リース会社に返却するだけです。
なお、リース期間中の解約の場合は、残りのリース料もしくはリース料相当額の違約金を支払う必要があります。
また、コピー機の返送費用も必要です。
稀なケースですが、リース期間終了後に、返却ではなく廃棄処分をリース会社から依頼される場合もあります。
その場合は、自己所有の場合と同様に処分方法を検討しましょう。
レンタル
業務用コピー機をレンタルで使用している場合は、勝手に処分することはできません。
レンタルしているコピー機が不要になったら、レンタル元に連絡して返却しましょう。
購入
新品・中古の業務用コピー機を購入したり、リース期間終了後に買い取ったりした場合は、そのコピー機の所有権が自分にあります。
そうした自己所有のコピー機が不要になった場合は、自分で責任をもって処分しなければなりません。
処分する前にデータを消去する
自己所有の業務用コピー機を処分する前に、機器に残っているデータを忘れずに消去しましょう。
業務用コピー機には、住所録の登録や、印刷履歴の保存など、便利な機能が備わっています。
しかし、そうした情報は企業にとって重要であり、外部に漏らしてはいけません。
業務用コピー機を廃棄する際は、機器内のハードディスクにあるデータを消去する必要があります。
データの消去方法はメーカーや機種によって異なりますが、「初期化」するのが基本です。
初期化の方法については、本体に初期化のスイッチが付いている場合や、パネルを操作して初期化を選ぶ方法が一般的です。
業務用コピー機は、説明書をしっかりと確認して初期化したうえで処分しましょう。
なお、初期化しただけでは特殊な機器で情報を復元される可能性もあります。
情報の漏洩を完全に防ぎたい場合は、「データ消去証明書」などを発行している回収業者や、コピー機のメーカーに処分を依頼すると安心です。
また、コピー機を廃棄する場合であれば、機器内のハードディスクを外して破壊しておくと確実です。
業務用コピー機の廃棄方法
業務用コピー機の処分方法は、「廃棄する方法」と「売却する方法」の2つに大きく分けられます。
まずは、廃棄する方法からみていきましょう。
なお、業務用コピー機は「産業廃棄物」になるため、家庭用コピー機のように自治体のゴミ回収に出すことはできません。
ゴミとして出してしまうと不法投棄になるため注意が必要です。
メーカーに処分を依頼する
業務用コピー機のメーカーの中には、不要になった自社製品を回収・処分しているところがあります。
メーカーによる回収は、情報が漏れる心配がなく、最も確実です。
業務用コピー機を処分したい場合は、まずはメーカーへの依頼を検討しましょう。
ただし、メーカーに依頼した場合の処分費用は、ほかの方法に比べて高めです。
例えばキヤノンの場合、30kg未満の製品は8,000円、30kg-100kgの製品は25,000円といった処分料が必要で、それに加えて3,500円から8,000円程度の搬出撤去費がかかります。
シャープの場合は、70kg未満で22,100円、70kg以上150kg未満で24,500円、150kg以上300kg未満で47,000円といった処分費用が提示されています。
産業廃棄物処理業者に処分してもらう
業務用コピー機の処分を、廃棄物処理業者に依頼することもできます。
その場合は、免許を取得している「産業廃棄物処理業者」に依頼する必要があります。
ネットで検索すれば、コピー機を処分してくれる地元の産業廃棄物処理業者を簡単にみつけることができます。
また、自治体のホームページにも産業廃棄物処理業者の名簿が掲載されている場合が多いです。
産廃処理業者に依頼した場合の費用は、メーカーに回収を依頼した場合と同程度か、若干安い程度です。
利用する際は、メーカーの費用と比較したうえで依頼しましょう。
コピー機以外にも処分したい機器がある場合は、産廃処理業者に依頼すると手続きが簡単です。
不用品回収業者に依頼する
オフィス機器を回収してくれる不用品回収業者に処分を依頼する方法もあります。
不用品回収業者
の中には、業務用コピー機を無料回収してくれる業者も存在しています。
そうした業者を利用すれば、コピー機の処分費用を大幅に削減できます。
ただし、回収が無料であっても、コピー機の送料や搬出費用についてはこちらが負担するケースが多いです。
また、回収してくれるコピー機の種類が限定される場合があります。
無料回収業者を利用する際には、事前に回収の可否や費用についてしっかりと確認し、納得したうえで依頼するようにしましょう。
有料の場合の費用は、業者によって異なりますが、産廃処理業者の費用と同程度のケースが多いです。
なお、不用品回収業者は再利用を前提に機器を回収しており、メーカーや産廃処理業者に比べるとデータが流出するリスクが高めです。
不用品回収業者に依頼する際には、コピー機内部のデータの消去を忘れないようにしましょう。
以上が、業務用コピー機を廃棄する方法です。
メーカーに処分を依頼すると安全確実ですが、費用を抑えるために別の選択肢を選ぶことも可能です。
自分の状況に応じて、適切な廃棄方法を選んでみてください。
業務用コピー機を売却する方法
業務用コピー機は中古品も流通しており、買取業者に売却することも可能です。
業務用コピー機の買取は、主にオフィス用品を専門に扱う業者が行っています。
売却できるのであれば処分料がかからず、逆にお金が手に入ります。
正常に動作する業務用コピー機を処分したい場合は、買取業者に見積もりを依頼してみるとよいでしょう。
買取価格の基準は業者によって異なるため、複数の業者の見積もりを比較することをおすすめします。
また、売却する際にもデータの消去を忘れないようにしましょう。
トナーはどうやって処分する?
業務用コピー機を処分する際には、トナーの処分についても気になるところです。
コピー機の処分をメーカーに依頼する場合は、トナーごと回収してくれます。
また、売却する場合も、動作確認のために印刷が必要になるため、トナーを付けたまま売却する必要があります。
しかし、産廃処理業者の中には、トナーの回収を受け付けていないところもあります。
これは、トナーにはトナー粉が残留していることが多く、処理すると粉塵爆発の恐れがあるためです。
そうした場合は、本体からトナーを外して、別の方法で処分する必要があります。
一般のゴミとして捨てるのは厳禁
トナーは産業廃棄物にあたるため、一般のゴミとして捨てることはできません。
また、トナーは粉塵爆発を引き起こす可能性があり、安全性を確保するためにもゴミとして出してはいけません。
トナーの処分方法
業務用コピー機のトナーを廃棄する方法には、いくつかの選択肢があります。
メーカーに引き取りを依頼
ほとんどのメーカーでは、使用済みトナーの無料回収を行っています。
多くの場合、ネットや電話、FAXなどでメーカーに回収を依頼し、回収に来た宅配業者にトナーを渡す形式で回収してもらいます。
また、使用済みトナーを梱包して送付する方式や、販売会社や販売店で回収を行っている業者もあります。
回収ポスト
メーカーによっては、トナーの回収ポストを各地に設置しているところもあります。
そうした回収ポストに投入すれば、トナーを手軽に処分できます。
回収ポストの設置場所は、メーカーのホームページで調べることができます。
なお、家庭用プリンターで使用するインクカートリッジ用の回収箱と間違えないよう注意してください。
トナー販売業者に依頼
トナーを販売している販売業者でも、使用済みトナーを回収しています。
申し込み方法は、ネットかFAXでの依頼が一般的です。
販売業者に回収を依頼したい場合は、販売業者のサイトで申し込み方法を確認してみましょう。
引き受けてくれる産業廃棄物処理業者に依頼
産廃処理業者の中には、トナーの処理を引き受けてくれるところもあります。
ただし、メーカーに依頼すれば無料で回収してくれる場合が多いため、基本的に産廃処理業者を利用する必要性はありません。
トナーは売却もできる
トナーは、廃棄するだけでなく売却することも可能です。
未使用のトナーを買い取っている業者が多数あるほか、使用済みのトナーの買取を行っている業者も存在しています。
特に未使用のトナーは高めの値段で取引されているため、手元にある場合は業者に買い取り価格を問い合わせてみることをおすすめします。
参照:インクトナー買取業者
まとめ
業務用コピー機を処分したい場合は、まずはそのコピー機が自己所有の機器であることを確認してください。
自己所有の機器であれば、内部のデータを消去したうえで処分します。
業務用コピー機の処分方法は、廃棄する方法と売却する方法の2種類に分けられます。
売却する場合は、複数の買取業者の見積もりを比較するようにしましょう。
廃棄する場合はメーカーに依頼すると安全確実ですが、やや費用が高めです。
そのほか、産廃処理業者や不用品回収業者に依頼する方法もあります。
業務用コピー機は、自治体のゴミ回収に出すことができず、簡単には処分できません。
また、内部のデータが流出しないよう十分に注意する必要があります。
業務用コピー機を処分したい人は、今回の記事を参考にして、自分にあった適切な処分方法を選んでみてください。
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