引越しの機会にガスコンロを処分したいけどどうしたらいい？費用は？

「ガスコンロはどうやって処分すればいいの？」

「引越し予定日が近いのでガスコンロを急いで処分したい」

「ガスコンロって売れないの？」

あなたはそんな疑問や悩みはいませんか？

ガスコンロはガスの種類によって形式が異なり、サイズもさまざまです。
そのため、引越しの際に今まで使っていたガスコンロが使えなくなることがあります。

今回は、ガスコンロの処分方法をご紹介します。
ゴミとして廃棄する方法だけでなく、売却する方法や処分する際の注意点についても解説しますので、是非参考にしてみてください。

ガスコンロの廃棄方法

ガスコンロの処分方法には、ガスコンロを「廃棄する」方法や「売却する」方法などがあります。
まずは、廃棄する方法からご紹介します。

ガスコンロの扱いは「粗大ゴミ」が一般的

ガスコンロは通常、「粗大ゴミ」として自治体に回収してもらえます。
粗大ゴミとして自治体に処分してもらえば、安価でガスコンロを廃棄できます。
粗大ゴミとして回収してもらう方法は、ガスコンロの処分方法として最も一般的です。

自治体によってルールが異なる

ガスコンロをゴミとして出す際のルールは、自治体によって異なります。
粗大ゴミとして一定の料金を支払って回収してもらうケースが多いですが、指定のゴミ袋に入るサイズであれば「不燃ゴミ」として無料で回収してくれる自治体もあります。

ガスコンロをゴミとして回収してもらう場合は、住んでいる自治体のルールをよく確認して、そのルールをしっかりと守ることが大切です。
疑問点がある場合は、自治体の担当者に電話で問い合わせれば丁寧に教えてくれます。

なお、粗大ゴミとしてのガスコンロの処分費用は、200円から500円程度が一般的です。

急ぐ場合はゴミ処理センターに持ち込む

多くの場合、粗大ゴミの回収日は限られています。
引越し予定日が近いケースなど、回収日にゴミとして出すのが難しい場合は、地域のゴミ処理センターに直接持ち込む方法もあります。
そうした場合も、数百円程度の処分費用がかかるのが一般的です。

なお、ゴミ処理センターに持ち込む場合は、事前に必ず問い合わせを行い、処分してもらえることを確認したうえで持参するようにしてください。

民間の処理業者を利用する方法もある

ガスコンロを運ぶのが難しい場合などは、民間のゴミ処理業者や不用品回収業者に依頼する方法もあります。

ゴミとして廃棄する場合は費用がかかる

ガスコンロをゴミとして処理業者に回収してもらう場合には、出張費用や処理費用が必要です。
処理費用は1,000円程度ですが、出張費用はやや高額です。
費用の総額は業者によって異なりますが、4,000円から5,000円程度が一般的です。

粗大ゴミとして出す場合に比べると高額ですが、回収日を待つ必要がなくすぐに処分でき、自宅まで取りに来てくれるのが魅力です。

他の不用品がある場合は不用品回収業者を利用

不用品回収業者は、「トラック1台分」などの容量別の料金設定が一般的です。
ガスコンロ以外の不用品が多数ある場合は、不用品回収業者を利用して一緒に処分してもらうと、トータルの費用が安くなる場合があります。

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引越し業者が処分してくれる場合がある

引越し業者の中には、引越しの際に不要な家電製品や家具などを回収・処分してくれる「不用品回収サービス」を提供している業者があります。
そうしたサービスを利用して、引越し業者にガスコンロを処分してもらうのもひとつの手です。

ただし、業者や地域によってはガスコンロの処分を断られる場合もあります。
引越し業者にガスコンロの処分を依頼したい場合は、引越し業者を選ぶ段階から、処分の可否や費用をしっかりと確認しておく必要があります。

引越し業者を選ぶ際には、「引っ越し料金の一括見積もりサービス(無料)」を利用するのが便利です。
一括見積もりサービスを利用すれば、多くの引越し業者の見積もりをいちどに比較できます。
また、「不用品回収サービス」を行っている業者を簡単にみつけることができます。

引越し業者にガスコンロの処分を依頼したい場合は、「一括見積もりサービス」を利用して不用品を処分してくれる業者を選定し、その中からなるべく安価な業者を選ぶことをおすすめします。

詳しくはこちらをどうぞ。

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以上が、ガスコンロを廃棄する方法です。
粗大ゴミとして自治体に回収してもらうのが一般的ですが、急ぐ場合などは別の方法を選ぶこともできます。

ガスコンロを買取・無料回収してもらう方法

比較的新しいガスコンロであれば、業者などに売却できる場合があります。
売却できれば処分費用がかからず、逆にお金が手に入ります。
また、ガスコンロの無料回収を行っている業者もあります。

買取対象になるのは比較的新しい製品

ガスコンロは、リサイクルショップや宅配買取業者に売却することもできます。
ただし売却できるのは、製造年が最近のもので、汚れや傷の少ない製品に限られます。

2008年にガスコンロの規制が強化され、すべてのコンロの口に「安全センサー」が付いてないものは販売できなくなりました。
そのため、2008年以前のコンロは基本的に売却できません。
また、それ以降に製造されたものでも、汚れや傷のあるものは買取価格がつかない場合が多いです。

ガスコンロの売却方法

ガスコンロの売却方法には、いくつかの種類があります。

リサイクルショップ

リサイクルショップの中には、ガスコンロを買取対象としているところが多くあります。
比較的新しく、きれいな状態のガスコンロであれば、買い取ってもらえるかリサイクルショップに確認してみるのがおすすめです。

買取価格はメーカーやガスコンロの状態によって異なりますが、美品でも1,000円から6,000円程度のケースが多いでしょう。
なお、販売価格が高いメーカーであれば、15,000円程度の値段がつく場合があります。

宅配買取

宅配買取は、品物を宅配便などで業者に送って買い取ってもらう方法です。
宅配買取業者の中には、ガスコンロを買取対象にしているところがあります。

宅配買取を利用する場合は、事前に概算の買取価格を提示してもらったうえで、品物を梱包して送付します。
ただし、ガスコンロの状態によっては、実際の買取金額が見積もりよりも減額される場合があります。

ガスコンロを買取対象としている宅配買取業者に「 ecofa(エコファ)」があります。
「 ecofa(エコファ)」は無料で買取価格の査定を行っているほか、梱包を宅配業者に依頼できる「梱包おまかせサービス」を無料で提供しています。
そのため、梱包や運搬が面倒な人でも気軽に利用できます。

ガスコンロの処分を考えている人は、売却できないか「 ecofa(エコファ)」などの宅配買取業者に確認してみることをおすすめします。

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ネットオークション

ネットオークションなどの個人間売買でガスコンロを売却する人もいます。
個人間売買は、自由に価格設定できる点が魅力です。

ただし、個人間売買では売れる保証がないため、引越し予定日までにガスコンロを処分する必要がある場合などには、あまり適した方法ではありません。

ガスコンロを無料回収している業者もある

ガスコンロを無料で回収している専門業者もあります。
そうした業者を利用する際には、事前に申し込みをしたうえで、ガスコンロを梱包して業者に送付します。

ただし、無料回収の対象となるガスコンロの製造年・メーカー・状態などが限定されている場合が多いため、利用する際には注意事項をよく確認することが大切です。
ガスコンロが既定の条件に合わない場合は回収されずに返送され、その送料は利用者が負担する必要があります。

参照：ガスコンロ無料回収業者

参照：トータルリサイクル

ガスコンロを処分する際の注意点

ガスコンロを取り外す際には、ガス漏れや火災などに十分注意することが大切です。
また、ガスコンロの廃棄を業者に依頼する場合は、無許可の業者を利用しないよう注意しましょう。

取り外しは慎重に行う

ガスコンロはガスに関係する危険物であり、取り外す際には十分な注意が必要です。

取り外しは、必ずガスの元栓を閉めてから行ってください。
また、ホースにガスが残らないよう元栓を閉めた状態で火をつけて、ガスが燃えて火が消えるまで待ちましょう。

ガスのホースが取り外しにくい場合がありますが、無理に引っ張ってはいけません。
ガスコンロを処分してしまうのであれば、ホースを切断するのもひとつの手です。

無許可の回収業者を利用しない

ガスコンロの廃棄を業者に依頼する場合は、無許可の業者を利用しないよう注意しましょう。

家庭のゴミを回収・処分するには、「一般廃棄物処理」の許可や市町村からの委託が必要です。
そうした許可を得ていない業者は適切な処分を行わず、ガスコンロが不法投棄されてしまう恐れがあります。
また、無許可の業者を利用した結果、高額な費用を請求されたケースも報告されています。

ガスコンロの処分を業者に依頼する場合は、自治体の許可を得た業者を利用しましょう。
自治体に問い合わせれば、指定の業者を教えてくれます。

まとめ

ガスコンロの処分方法には廃棄・売却・無料回収などの種類があり、状況に応じて選ぶべき選択肢が異なります。

比較的新しいガスコンロであれば、売却できないか買取業者に確認してみましょう。
売却できないのであれば、廃棄や無料回収の利用を検討します。

粗大ゴミとして廃棄する方法が最も一般的ですが、ガスコンロの廃棄方法は自治体によって異なるため、住んでいる地域のルールをしっかりと確認することが大切です。

引越しの機会にガスコンロを処分したいと考えている人は、今回の記事を参考に、自分の状況にあった適切な処分方法をみつけてみてください。