引越しの機会にゴルフクラブを処分したいけどどうしたらいい？費用は？

引越しは、不用品を処分するのに良い機会です。
引越しの機会に、ゴルフクラブを処分したいと考えている人もいるでしょう。
しかし、ゴルフクラブは処分に困る品物のひとつです。

「ゴルフクラブの処分方法がわからない」

「手間をかけずにゴルフクラブを処分する方法は？」

「古いゴルフクラブって売れるの？」

などの悩みや疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか。

今回は、ゴルフクラブの処分方法について詳しく解説します。
ゴルフクラブを廃棄する方法だけでなく、売却する方法やその際の注意点についても解説しますので、是非参考にしてみてください。

ゴルフクラブにはどんな処分方法がある？

ゴルフクラブの処分方法は、「売却する方法」と「廃棄する方法」の2つに大きく分けられます。

売却する方法

ゴルフクラブは、中古品の売買が盛んに行われている品物です。
売却できれば処分料がかからず、逆にお金が手に入ります。
そのため、使用に問題のないゴルフクラブを処分したい場合は、まずは売却を検討してみることをおすすめします。

その際には、ゴルフ用品を取り扱っている専門業者を利用すると、ほかの業者を利用するよりも高めの買取価格が期待できます。

廃棄する方法

売却できなかったり、売却手続きが面倒だったりする場合は、廃棄する方法を検討します。

廃棄する場合は、自治体にゴミとして回収してもらうのが一般的です。
また、急いで処分したい場合や自分で運ぶ手間を省きたい場合は、ゴミ処理業者や不用品回収業者に処分を依頼する方法もあります。
さらに、素材によっては鉄くずの回収業者に無料回収してもらえる場合があります。

ゴルフクラブの処分方法には、いくつかの選択肢があります。
それぞれの方法のメリット・デメリットを比較して、自分にあった方法を選んでみてください。

ゴルフクラブを売却する方法

ゴルフクラブを処分する方法を具体的にみていきましょう。
まずは、ゴルフクラブを売却する方法からご紹介します。

ゴルフは多くの愛好者がいるスポーツで、ゴルフクラブには高い需要があります。
ゴルフクラブは中古品も盛んに流通しており、売却は一般的な処分方法です。

売却できればお金が手に入り、ゴミを減らすことにもつながります。
そのため、ゴルフクラブを処分したい場合は、まずは売却を検討してみることをおすすめします。

どんなゴルフクラブが買取対象になる？

買取業者は、再販売するためにゴルフクラブを買い取っています。
そのため、商品価値の低いゴルフクラブは買い取ってもらえない場合があります。

売却できないゴルフクラブ

買取を断られるゴルフクラブの特徴としては、以下のようなものがあります。

• 折れたり壊れたりしている
• 傷が非常に多い
• 発売から年数が経過している古いクラブ

以上のようなクラブは、査定を依頼しても買取価格がつかないケースが多いでしょう。

古いクラブを買い取ってくれる業者もある

なお、「古いクラブ」の基準は買取業者によって異なり、発売から5年未満のクラブのみを買取対象としている業者もあれば、10年程度前のモデルまで買取対象としているところもあります。
また、買取価格は安価ですが、それ以上年数が経過している非常に古いクラブを買取対象としている業者もあります。

古いクラブを売却したい場合は、業者の買取基準をよく確認しましょう。

ヘッドやシャフトのみでも売れる場合がある

買取業者の中には、ゴルフクラブの「ヘッドのみ」や「シャフトのみ」でも買取対象としているところがあります。
一部が壊れたゴルフクラブでも、そうした業者であれば売却できる場合があります。
ヘッドやシャフトのみを売却したい場合は、取り扱っている業者を探してみましょう。

高めの買取価格が期待できるクラブ

高めの買取価格が期待できるゴルフクラブの特徴としては、以下のようなものがあります。

• 新品未使用
• 傷や汚れが少ない
• 発売から年数が経っていない新しいもの
• 人気のある有名ブランドの製品

以上のようなゴルフクラブを処分したい場合は、買取業者に査定を依頼してみることをおすすめします。

買取価格を上げる方法は？

買取価格をなるべく上げるために、査定に出す前にチェックしておきたいポイントがあります。

手入れしてから査定に出す

傷や汚れがあると、買取価格は減額されます。
ゴルフクラブは、なるべくきれいな状態で査定に出すようにしましょう。
ブラシを使って汚れを落とした後、ツヤ出し剤などで磨いておき、できるだけ新品に近い状態にしておくのがおすすめです。

また、ゴルフクラブにバランスウエイトやシールを貼っている人もいますが、査定に出す前に必ず剥がしておきましょう。

付属品を忘れずに揃える

保証書・説明書・ヘッドカバーなどの付属品は、一緒に査定に出すようにしましょう。
そうした付属品が欠けていると、買取価格が減額されてしまいます。
特に保証書の有無は、価格を大きく左右するケースが多いです。

まとめて売却すると買取価格が上がる

買取業者は多くの場合、いちどに多数の品物を売却すると1点あたりの買取価格が高くなります。
売却したいゴルフ用品が複数ある場合は、まとめて査定に出すことをおすすめします。

特にクラブセットの場合は、一式まとめて売却することが大切です。
セット品の一部が欠けていると、買取価格が大きく下がるケースが多いです。

どこで買い取ってもらえる？

ゴルフクラブの売却方法には、いくつかの選択肢があります。

ゴルフ用品の専門店

ゴルフ用品の専門店の多くは、ゴルフクラブの買取を積極的に行っています。
ゴルフクラブを売却したい場合は、まずはそうした専門店に査定を依頼してみましょう。

買取価格が高め

ゴルフ用品の専門店は、ゴルフクラブの相場に詳しい鑑定士が査定してくれます。
また、再販ルートもしっかりと確保されているため、買取価格が高めです。
特に販売価格が高額なゴルフクラブを売却する際には、少しでも高く買い取ってもらうために、ゴルフ用品の専門店を利用することをおすすめします。

また、専門店の中には、古いゴルフクラブを買い取ってくれるところもあります。

さまざまな買取方式に対応している業者もある

ゴルフ用品の専門店の中には、店舗に持ち込んで買い取ってもらう「店頭買取」のほか、宅配便で品物を送付する「宅配買取」や、自宅まで来てくれる「出張買取」に対応しているところもあります。
そうした業者を利用すれば、自分でゴルフクラブを運ぶ手間が省けます。

宅配買取業者

さまざまな品物を宅配買取している業者の中には、ゴルフクラブを買取対象としているところがあります。
そうした宅配買取業者を利用するのも選択肢のひとつです。

ゴルフクラブを取り扱っているおすすめの宅配買取業者に「ゴルフ買取アローズ」があります。
「ゴルフ買取アローズ」は買取価格を無料でオンライン査定してくれるため、売却したいいゴルフクラブがある場合は、いちど査定を依頼してみるとよいでしょう。

また、「ゴルフ買取アローズ」は、宅配業者が品物を梱包してくれる「梱包おまかせサービス」を無料で提供しています。
ゴルフクラブは梱包が面倒な品物ですが、「ゴルフ買取アローズ」であれば安心して買取を依頼できます。

詳しくはこちらをご覧ください。

ゴルフ専門の買取業者に高く買い取ってもらう

リサイクルショップ

リサイクルショップでもゴルフクラブを買い取ってもらえる場合があります。
近隣にリサイクルショップがある場合は、事前に取り扱いを確認したうえで、持ち込んで査定してもらうのもひとつの手です。

ただし、リサイクルショップにはゴルフクラブの相場に精通した鑑定士がいない場合が多く、買取価格は低い傾向があります。
そのため、なるべく高く買い取ってもらいたい場合は、リサイクルショップの利用はおすすめしません。

リサイクルショップは、ゴルフクラブ以外にも不用品があり、まとめて売却したい場合などに利用するのがよいでしょう。

ネットオークションなどの個人間売買

現在、ネットオークションやフリマアプリ、地域のネット掲示板などを利用した個人間売買が盛んに行われています。
そうした個人間売買でゴルフクラブを売却するのも選択肢のひとつです。

個人間売買は、自由に価格設定できるという利点があるほか、思わぬ高値で売却できる場合もあります。

ただし、個人間売買は売却に時間がかかり、売れる保証もありません。
そのため、引越しの機会に急いで処分したい人には、あまり適した方法ではありません。

また、個人間売買はトラブルのリスクが高めなため、十分な注意が必要です。
さらに、ゴルフクラブは梱包や配送にも手間がかかります。
そうしたリスクや手間を回避したい場合は、個人間売買ではなく買取業者の利用をおすすめします。

ゴルフクラブを廃棄する方法

売却できなかったり、売却手続きが面倒だったりする場合は、廃棄する方法を検討します。
廃棄する方法にも、いくつかの選択肢があります。

自治体にゴミとして回収してもらう

ゴルフクラブの廃棄方法としては、自治体にゴミとして回収してもらう方法が一般的です。

なお、ゴミの区分や回収方法は自治体によって大きく異なるため、ゴミとして回収してもらう際には、自治体のルールを事前によく確認することが大切です。
間違った方法でゴミに出してしまうと、不法投棄になる恐れがあります。

粗大ゴミに区分される場合が多い

ゴルフクラブはある程度サイズが大きいため、粗大ゴミに区分されるのが一般的です。

粗大ゴミとして処分する場合は、まずは地域の粗大ゴミ受付センターに連絡します。
そして、コンビニやスーパーなどで粗大ゴミ用の回収券を購入し、それを貼り付けたうえで所定のゴミ捨て場に置いておきます。

ゴルフクラブのセットをまとめて1つの粗大ゴミとして出せるケースが多いですが、自治体によってルールが異なる場合があるため、事前によく確認してください。

粗大ゴミの処分料は自治体によって異なり、ゴルフクラブの場合は1セットで数百円から1,000円程度の場合が多いです。

素材によって区分が変わる場合がある

自治体によっては、ゴルフクラブが粗大ゴミではなく「不燃ゴミ」や「資源物」などに区分されるところもあります。
そうした自治体では、クラブの素材によってゴミの区分が異なる場合があります。

例えば、シャフトがカーボンやグラスウールの場合は「破砕ゴミ」、シャフトが金属の場合は「資源物」などとしている自治体があります。
粗大ゴミ以外に区分される自治体の場合は、ゴルフクラブの素材にも注意して、適切な区分でゴミに出す必要があります。

自治体に回収してもらうメリット・デメリット

自治体に回収してもらえば、処分業者に依頼するよりも安価で廃棄できます。

ただし、ゴミ捨て場に運んだり、粗大ゴミ用の回収券を購入したりする手間がかかります。
また、ゴミの回収日は限られているため、急いで処分したい場合は別の選択肢を選ぶ必要があります。

地域のゴミ処理センターに持ち込む

急いで処分したい場合は、地域のゴミ処理センターに直接持ち込む方法もあります。
直接持ち込めば、ゴミの回収日を待たずにゴルフクラブを処分できます。

ただし、自治体によっては受付を断られる場合があるため、必ず事前に連絡して確認を取ったうえで持ち込むようにしてください。

なお、直接持ち込む場合でも、「10kgあたり200円」といった処分料がかかるのが一般的です。

ゴミ処理業者や不用品回収業者に依頼する

ゴルフクラブの処分を、ゴミ処理業者や不用品回収業者に依頼することもできます。
そうした業者は自宅まで回収にきてくれるため、自分で運ぶ手間が省けて便利です。

業者は処分料が高め

だだし、そうしたゴミ処理業者に回収を依頼すると、ある程度高めの費用がかかります。

ゴミ処理業者の料金体系は、出張費用や運送費用などの基本料金が設定されており、そこに品物ごとの処分料が加算される形式が一般的です。
基本料金は3,000円以上の業者が多く、ゴルフクラブの処分料は1本数百円程度です。

参照：ゴミのことなら回収くん

ゴルフクラブの処分を業者に依頼する際には、事前に必要な費用をしっかりと確認して、納得したうえで利用するようにしてください。

無許可の業者は利用しない

家庭からのゴミを処分する業者は、「一般廃棄物収集運搬業」の許可や自治体からの委託を受けている必要があります。
そうした許可を得ていない業者は、利用してはいけません。

「無料回収」などと宣伝している無許可の業者を利用した結果、後で高額な処分料を請求されるなどのトラブルが多数報告されています。
また、無許可の業者はゴミを適切に処分するとは限らず、ゴルフクラブが不法投棄される恐れもあります。

自治体のホームページには、許可を得ているゴミ処理業者が一覧で掲載されています。
また、自治体に問い合わせれば優良な業者を教えてくれます。
ゴミ処理業者にゴルフクラブの処分を依頼する場合は、そうした自治体の許可を得ている業者を利用してください。

鉄くずとして無料回収してもらう

鉄くずなどの金属の回収業者の中には、金属製のゴルフクラブを無料回収しているところもあります。
近隣に鉄くず業者がある場合は、事前に問い合わせて回収してくれることを確認したうえで、持ち込んで処分してもらうのもひとつの手です。

ただし、シャフトの素材が金属以外の場合は回収してもらえず、金属製であっても業者によっては回収していない場合があります。

参照：小林茂商店メタルサイト

また、ヘッドに「チタン」を使用しているゴルフクラブもありますが、ゴルフクラブのチタンヘッドは中身が空洞で、チタン以外の素材も使用されています。
そのため、ゴルフクラブのチタンは、金属のチタンとして評価されません。

参照：株式会社大畑商事

鉄くず業者に処分を依頼する場合は、ゴルフクラブの素材や業者の取扱品目をしっかりと確認するようにしましょう。

まとめ

ゴルフクラブの処分方法は、「売却する方法」と「廃棄する方法」の2つに大きく分けられます。

売却できれば処分料がかからず、逆にお金が手に入ります。
ゴルフクラブは中古品も盛んに取引されているため、まずは売却を検討してみることをおすすめします。

その際には、ゴルフ用品の専門店を利用すると、高めの買取価格が期待できます。
また、宅配買取業者やネットオークションなどを利用する方法もあります。

売却できなかったり、売却手続きが面倒だったりする場合は、廃棄する方法を検討します。
廃棄する場合は、自治体にゴミとして回収してもらう方法が一般的です。
また、ゴミ処理センターに直接持ち込む方法や、ゴミ処理業者・不用品回収業者に処分を依頼する方法もあります。
さらに、素材によっては、鉄くず業者に無料回収してもらえる場合があります。

ゴルフクラブの処分方法には、さまざまな選択肢があります。
今回の記事を参考にして、自分にあった処分方法を選んでみてください。