引越しは、使わなくなった家電製品を処分するのに良い機会です。
引越しの機会に、デジカメを処分したいと考えている人もいるのではないでしょうか。
デジカメは、ゴミやリサイクル品として廃棄するだけでなく、製品によっては売却することも可能です。
今回は、デジカメを処分する方法について解説します。
処分する際の注意点もご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
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デジカメの処分方法にはどんなものがある？
デジカメの処分方法は、「廃棄・リサイクルする方法」と「売却する方法」の2つに大きく分けられます。
売却できればお金が手に入るため、まずは買い取ってもらえるかどうか業者に確認してみることをおすすめします。
デジカメは、カメラ専門店・リサイクルショップ・宅配買取業者などが買い取ってくれます。
カメラが壊れていたり売却手続きが面倒だったりする場合は、廃棄・リサイクルする方法を選びます。
デジカメはゴミやリサイクル品として自治体に回収してもらえますが、家電量販店や引越し業者などに処分を依頼することもできます。
デジカメの処分方法にはさまざまな選択肢があり、処分したいカメラや個人の好みによって選ぶべき選択肢が異なります。
今回の記事を参考にして、自分にあった方法を選んでみてください。
デジカメを売却する方法
デジカメを処分する方法を具体的にみていきましょう。
まずは、デジカメを売却する方法からご紹介します。
高く売れるのはどんなデジカメ？
デジカメの買取価格は、機種や状態によって大きく変化します。
中には、数十万円で取引されているものもあります。
デジカメのタイプによって買取価格は大きく異なる
デジカメは、「デジタル一眼レフカメラ」「ミラーレス一眼カメラ」「コンパクトデジタルカメラ」の3つに大きく分けられます。
デジタル一眼レフカメラは性能や価格が最も高く、買取価格も高額です。
次いでミラーレス一眼カメラが高く、コンパクトデジタルカメラはもともとの値段が安価なため、買取価格も低めです。
メーカーや保存状態によって買取価格が変化する
デジカメの買取価格は、「メーカー」「機種」「発売年代」「保存状態」「付属品の有無」などによって大きく変化します。
人気のあるメーカーには、ニコン・キヤノン・オリンパスなどがあります。
人気の高い機種で付属品が揃っており、保存状態が良好であれば、高めの買取価格が期待できます。
デジタル一眼レフカメラは、年式が古くても買い取ってもらえることが多いです。
その一方で、古いコンパクトカメラは買取価格がつかない場合もあります。
デジカメはどこで買い取ってもらえる？
デジカメは、カメラ専門店やリサイクルショップ、宅配買取業者などで買い取ってもらえます。
カメラ専門店
カメラ専門店は、買取価格が高い傾向があります。
なるべく高くデジカメを売りたい場合は、カメラ専門店に査定を依頼してみましょう。
カメラ専門店の中には、直接持ち込むだけでなく、品物を送付して買い取ってもらう「宅配買取」を行っているところもあります。
リサイクルショップ
リサイクルショップでも、デジカメを売却できます。
ただし、カメラ専門店に比べると買取価格が低い傾向があります。
近隣にリサイクルショップがある場合や、ほかにも売却したい不用品がある場合は、デジカメの査定を依頼してみるのもよいでしょう。
リサイクルショップの中には、自宅まで来てくれる「出張買取」を行っているところもあります。
ただし、業者によっては出張費用がかかる場合があるため、利用する際にはその業者の料金システムを事前にしっかりと確認する必要があります。
宅配買取業者
不用品の宅配買取を行っている業者が多数あり、宅配買取業者の多くはデジカメを買取対象としています。
宅配買取業者を利用すれば、近隣にリサイクルショップなどがなくてもデジカメなどの不用品を手軽に売却できます。
デジカメを買取対象としている宅配買取業者のひとつに「 ecofa(エコファ)」があります。
「ecofa(エコファ)」は買取価格を無料でオンライン査定してくれるため、自分のデジカメがいくらくらいになるのか、いちど確認してみるのもおすすめです。
詳しくはこちらをどうぞ。
その他の売却方法
以上のほか、ネットオークションなどの個人間売買でデジカメを売却する方法もあります。
個人間売買は、自由に売却価格を設定できるのが利点です。
ただし、ネットオークションでは売却するのに時間がかかり、確実に売れるとも限りません。
そのため、引越しの機会にデジカメを処分したいと考えている人には、あまり適した方法とはいえません。
以上が、デジカメを売却する方法です。
売却すればお金が手に入り、別の人に使ってもらえば資源の無駄にもなりません。
デジカメを処分したい場合は、まずは売却できないか業者に確認してみましょう。
デジカメを廃棄する方法
買取価格がつかなかったり、売却手続きが面倒だったりする場合は、デジカメを廃棄することになります。
デジカメは、2013年に施行された「小型家電リサイクル法」の対象家電です。
小型家電リサイクル法は、小型家電に使用されている資源を有効活用するための法律です。
この法律により、デジカメなどの小型家電は、自治体などが回収してリサイクルすることになりました。
小型家電リサイクル法では、小型家電の回収方法を自治体ごとに独自に決めるよう規定されています。
そのため、デジカメの回収方法も自治体によって異なります。
不燃ゴミとして出す
デジカメは、ゴミとして自治体に回収してもらえます。
回収されたデジカメは、認定業者によって適切にリサイクルされます。
デジカメをゴミとして出す場合は、自治体のルールをしっかりと確認するようにしてください。
ゴミの区分は自治体によって異なりますが、「不燃ゴミ」などに区分されることが多いです。
デジカメはサイズが小さいため、粗大ゴミに区分されることはほとんどありません。
そのため、無料で処分できるケースが多いでしょう。
リサイクル品として自治体に回収してもらう
自治体の中には、公共施設や家電量販店などに小型家電の回収ボックスを設置して、そこでデジカメなどを無料回収しているところもあります。
そうした自治体であれば、回収ボックスに入れるだけで簡単にデジカメを処分できます。
回収ボックスを利用すれば、ゴミのように回収日を気にする必要もありません。
回収ボックスを設置している自治体は、その設置場所をホームページ上に記載しています。
また、自治体に問い合わせれば場所を教えてくれます。
家電量販店に処分を依頼する
家電量販店の中には、デジカメなどの小型家電を回収・リサイクルしているところがあります。
例えば、ヨドバシカメラやケーズデンキは、デジカメを無料回収しています。
そうした家電量販店に処分を依頼するのもひとつの手です。
近隣に家電量販店がある場合は、デジカメを回収しているか確認してみましょう。
引越し業者に処分してもらう
引越し業者の中には、引越しの際に不用品を回収・処分してくれる「不用品回収サービス」を行っているところもあります。
引越し業者に頼めば、不用品を処分する手間が省けて便利です。
ただし、すべての業者が不用品を回収してくれるわけではなく、処分に費用がかかる場合もあります。
引越し業者にデジカメなどの不用品を処分してもらいたい場合は、事前に処分の可否や費用をしっかりと確認しましょう。
デジカメはサイズが小さいため、費用がかかる場合は、回収を依頼せずに荷物と一緒に運んでもらい、引越し先でゴミとして処分するのもひとつの手です。
ゴミ処理業者や不用品回収業者に依頼する
デジカメの処分をゴミ処理業者や不用品回収業者に依頼することもできます。
業者は自宅まで取りに来てくれるため、自分で運ぶ手間が省けます。
ただし、業者に依頼するとそれなりの費用がかかります。
特に出張費用が高く、数千円程度かかるのが一般的です。
そのため、デジカメだけを処分する場合にはあまり適していません。
不用品回収業者は、デジカメ以外の不用品が多数ある場合に利用するのがおすすめです。
詳しくはこちらをどうぞ。
デジカメ以外にも処分したいものがあるあるならこちらの業者がおすすめ
デジカメを処分する前にデータを消去
デジカメを処分する際には、内部のデータを消去する必要があります。
デジカメの内部には画像や個人情報が残っており、そのまま廃棄・売却してしまうと、そうした情報が第三者に漏れてしまう恐れがあります。
映像データを消去する
デジカメは、画像データを削除しても、実は内部にデータが残っています。
そのため、復元ソフトなどでデータを回収される恐れがあります。
完全に画像データを削除するためには、以下のような手順が必要です。
- メモリーカードを抜く
- カメラをフォーマット機能で初期化する
- 個人情報に関わらない画像を容量限界まで撮影する
- 再度カメラを初期化する
こうした処置を行えば、個人情報が含まれた画像が漏れる心配はありません。
メモリーカードを処分する際にも、同様の処置をすると安心です。
設定データを消す
デジカメには個人認証機能がついているものがあり、名前や誕生日などを設定している人もいるでしょう。
また、無線LAN設定をしている場合も、そのまま処分するとパスワードが漏れてしまう恐れがあります。
デジカメを処分する際には、説明書の手順を確認して、そうした情報をしっかりと削除することが重要です。
まとめ
デジカメの処分方法は、デジカメを「売却する方法」と「廃棄する方法」の2つに大きく分けられます。
売却できればお金が手に入るため、まずは買い取ってもらえるか業者に査定を依頼してみましょう。
売却できなかったり売却手続きが面倒だったりする場合は、廃棄する方法を選びます。
デジカメの廃棄方法は、ゴミやリサイクル品として自治体に回収してもらう方法が一般的ですが、家電量販店や引越し業者などに処分を依頼することもできます。
デジカメは、無料で廃棄できるケースが多いです。
デジカメを処分する際には、個人情報などが漏れないよう、事前に内部のデータを削除するのを忘れないようにしてください。
デジカメの処分方法には、さまざまな選択肢があります。
それぞれの処分方法の特徴を把握して、自分にあった方法を選んでみてください。
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