引越しの機会にレコードを処分したいけどどうしたらいい?費用は?

生活用品の不用品処分

引越しは、古い所持品を処分するのに良い機会です。
引越しの機会に、レコードを処分したいと考えている人もいるのではないでしょうか。

レコードは、コレクションなどで数が多くなりやすく、意外と場所を取ります。
多数のレコードを手軽に処分する方法を知りたいと思っている人も多いでしょう。

今回は、レコードの処分方法について詳しく解説します。
レコードを廃棄する方法だけでなく、売却する方法などもご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

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レコードにはどんな処分方法がある?

レコードの処分方法は、「売却する方法」「廃棄する方法」「寄付する方法」の3つに大きく分けられます。

古いレコードにあまり価値がないと思っている人もいるかもしれませんが、レコードには根強い需要があります。
レコードプレーヤーも製造・販売され続けており、レコードは中古市場で盛んに取引されている品物です。

売却できれば不要なレコードを処分できるだけでなく、お金が手に入ります。
そのため、レコードを処分したい場合は、まずは売却を検討することをおすすめします。
売却する際には、レコードを専門に扱う宅配買取業者などを利用すると、高めの買取価格が期待できます。

売却できない品物の場合や、売却せずに早く処分したい場合は、廃棄する方法を検討します。
廃棄する場合は、自治体にゴミとして回収してもらうのが一般的です。
自治体に回収してもらえば、基本的に処分料はかかりません。
また、料金はかかりますが、ゴミ処理業者や不用品回収業者に処分を依頼することも可能です。

さらに、レコードの寄付を受け付けている団体があり、そうした団体に寄付するのもひとつの手です。
ただし、寄付する際の送料はこちらが負担する必要があります。

レコードの処分方法には、いくつかの選択肢があります。
レコードの数や状態などに合わせて、自分にあった方法を選んでみてください。

レコードを売却する方法

レコードの処分方法を具体的にみていきましょう。
まずは、レコードを売却する方法からご紹介します。

レコードは専門店への売却がおすすめ

レコードは現在も根強い人気がある品物であり、音にこだわる人の中にはCDよりもレコードを好む人が少なくありません。
珍しいレコードの中には、高値で取引されているものもあります。

そうしたレコードの価値を正しく判断してもらうために、レコードを売却する際には、専門の買取業者に査定を依頼することをおすすめします。
専門の買取業者は、レコード専門の鑑定士が査定してくれるため、価値の高いレコードが見逃される可能性が低いです。
場合によっては、購入時よりも高い買取価格がつく可能性もあります。

どんなレコードが買取対象になる?

買取業者は、再販売するためにレコードを買い取っています。
そのため、傷・汚れのあるものや、ジャケットがないものなど、売却できそうにない品物の場合は、買い取ってもらえないケースが多いです。

ただし、希少価値のあるレコードの場合は、ジャケットなどに多少問題がある場合でも売却できるケースがあります。
買取の基準は業者によって異なるため、複数の業者に査定してもらうのもひとつの手です。

高く買い取ってもらうためには?

レコードを高く買い取ってもらうためには、価値を正確に判断してくれる専門店に売却することが大切です。
また、ホコリや汚れがついていると査定額が下がる場合があるため、事前に掃除しておきましょう。

さらに、ある程度まとめて処分すると買取価格が上がるケースが多いです。
特定のアーティストのレコードを集めたコレクションなどは、一括で売却することをおすすめします。

どこで買い取ってもらえる?

レコードの売却方法には、いくつかの選択肢があります。

宅配買取業者

宅配買取業者は、宅配便で品物を送付する形式で不用品を買い取ってくれる業者です。
宅配買取業者を利用すれば、近隣に買取業者の店舗がなくてもレコードなどの不用品を手軽に売却できます。

宅配買取業者の利用方法

宅配買取業者を利用する際には、まずは業者に連絡して売却したい品物の数や集荷してもらう時間を伝えます。
そして、ダンボールにレコードと身分証明書のコピーを封入しておき、集荷に来た宅配業者に渡します。
しばらくすると査定額が通知されるので、問題がなければ承認してお金を振り込んでもらいます。

宅配買取業者を利用すれば、梱包するだけで手軽にレコードを売却できます。
一定の数の買取を依頼すれば送料が無料になるケースが多いため、梱包費用以外の費用負担もありません。
レコードを売却する際には、宅配買取業者を利用するのがおすすめです。

おすすめの宅配買取業者

レコードを専門で取り扱っているおすすめの宅配買取業者に、「エコストアレコード」があります。
エコストアレコードは、高めの買取価格などから人気を集めている業者です。
エコストアレコードには、以下のような特長があります。

  • 送料や手数料が無料
  • キャンセル時の返送料も無料(1枚以上売却した場合)
  • ダンボールやガムテープなどの梱包キットを無料で送付してくれる
  • 写真を送ると仮査定してくれる
  • 東京23区内であれば無料で出張査定(レコード100枚程度以上を売却する場合)
  • 邦楽や洋楽などのジャンルを問わず買取
  • 見本盤やサンプル盤、コンディションの悪いレコードも買取対象

レコードを売却する際には、便利で買取価格が高めなエコストアレコードなどの、レコードの買取専門業者を利用することをおすすめします。

詳しくはこちらをご覧ください。

専門業者にレコードを高く買い取ってもらう

リサイクルショップ

店舗型のリサイクルショップにも、レコードを買い取っているところがあります。
近隣にリサイクルショップがある場合は、事前に取り扱いを確認したうえで、持ち込んで査定してもらうのもひとつの手です。
値段がつかない品物でも、無料で回収してくれる場合があります。

店舗型のリサイクルショップのメリットは、レコードをすぐに換金できる点です。
宅配買取業者の場合は査定や振込手続きにある程度の時間が必要ですが、リサイクルショップの場合は持ち込んだ当日にお金がもらえます。

なお、一般的なリサイクルショップは、専門店に比べると買取価格が低い傾向があります。
そのため、なるべく高い値段でレコードを売却したい場合には、あまり適した方法ではありません。

ネットオークションなどの個人間売買

ネットオークションや地域限定のネット掲示板などを利用して、個人間売買でレコードを売却する方法もあります。
個人間売買は、自由に価格を設定できるのがメリットです。

ただし、個人間売買は売却に時間がかかり、必ずしも売れるとは限りません。
また、出品や送付、購入者とのやり取りにも手間がかかるため、多くのレコードを処分したい場合にはあまり適した方法ではありません。

ネットオークションなどの個人間売買でレコードを売却したい場合は、引越しに間に合うよう早めに出品しましょう。

以上が、レコードを売却する方法です。
売却する際には、レコードの買取を専門に行っている宅配買取業者を利用するのがおすすめです。
そうした業者は、売却に手間がかからず買取価格も高めです。

レコードを廃棄する方法

次に、レコードを廃棄する方法をみていきましょう。
傷や汚れがあるものや再生できないレコードの場合は、廃棄する方法を選ぶことになります。

自治体にゴミとして回収してもらう

レコードを廃棄する場合は、自治体にゴミとして回収してもらうのが一般的です。
自治体に回収してもらえば、処分費用がかかりません。
所定のゴミ袋に入れてゴミ捨て場にもっていく必要がありますが、連絡などは不要で手軽に処分できます。

自治体のルールを事前に確認

ゴミの区分は自治体によって異なるため、ゴミとしてレコードを回収してもらう場合は、事前に自治体のルールをしっかりと確認しておくことが大切です。

レコードはジャケットとあわせて「可燃ゴミ」に区分されるケースが多いですが、「不燃ゴミ」などとしている自治体もあります。
自治体によっては、紙製のジャケットとレコードを分ける必要があります。
レコードは、正しい分別方法でゴミに出すようにしましょう。

外から見えないようにして捨てる

レコードをゴミとして捨てる際には、外から見てレコードと判別できないよう紙袋などに封入したうえでゴミ袋に入れることをおすすめします。
レコードだと分かると、別の人に持ち去られてしまう可能性があります。
廃棄するものとはいえ、ゴミを他人に持っていかれるのは、あまり気分の良いものではありません。

ゴミ処理センターに持ち込む

処分したいレコードが大量にあり、急いで廃棄したい場合は、地域のゴミ処理センターに直接持ち込む方法もあります。
直接持ち込めば、ゴミの回収日を待たずにレコードを処分できます。

ただし、自治体によっては回収してくれない場合もあるため、事前に電話などで確認をとってから持ち込むようにしてください。

なお、直接持ち込んだ場合は「10kgあたり200円」などの処分料がかかるのが一般的です。

ゴミ処理業者や不用品回収業者に依頼する

ほかのゴミと同様に、レコードの処分をゴミ処理業者や不用品回収業者に依頼する方法もあります。
業者は自宅まで回収に来てくれるため、自分で運搬する手間が省けます。
また、急いで処分したい場合にも適した方法です。

事前に費用を確認してから依頼する

ただし、業者に依頼すると高めの処分料がかかります。

ゴミ処理業者の一般的な料金体系は、出張費用や輸送費用などの基本料金が設定されており、そこに処分を依頼する品物の処分料が加算されます。
レコードの処分料は安価な場合が多いですが、基本料金は3,000円以上が一般的です。

業者を利用する際には、事前に必要な費用を確認して、納得したうえで利用するようにしてください。

無許可の業者は利用しない

レコードなどの家庭からのゴミを処分する業者は、「一般廃棄物収集運搬業」の許可や自治体からの委託を受けている必要があります。
そうした許可を受けていない業者を利用すると、トラブルの原因になります。

「無料回収」などと宣伝している無許可の業者を利用した結果、多額の費用を請求されるなどの事例が多数報告されています。
また、無許可の業者はゴミを適切に処分するとは限らず、ゴミが不法投棄される恐れもあります。

自治体のホームページには、許可を受けている業者が一覧で掲載されています。
また、自治体の担当者に問い合わせれば、優良な業者を教えてくれます。
業者に依頼する際には、そうした自治体の許可を受けている業者を利用してください。

以上が、レコードを廃棄する方法です。
自治体にゴミとして回収してもらう方法が一般的で安価ですが、別の選択肢を選ぶこともできます。

レコードを寄付する方法

自治体や大学、図書館などに関連した団体の中には、レコードの寄付・寄贈を募集しているところもあります。
自分のレコードを文化活動に生かしてもらいたい場合は、そうした団体に寄付するのもひとつの手です。

参照:PMC(ポピュラー・ミュージック・コレクション)

なお、寄付する際の送料は、こちらが負担する必要があります。
また、事前に問い合わせて、寄付を募集しているレコードのジャンルなどを確認したうえで送付するようにしましょう。

まとめ

レコードの処分方法は、「売却する方法」「廃棄する方法」「寄付する方法」の3つに大きく分けられます。

売却できればお金が手に入り、ゴミを減らすことにもつながります。
問題なく再生できるレコードであれば、買取業者に査定を依頼してみましょう。
売却する際には、レコードを専門に扱っている宅配買取業者の利用がおすすめです。
そうした業者は買取価格が高く、レコードの数が多ければ送料も無料のケースが多いです。

売却できない場合は、廃棄する方法を選びます。
廃棄する場合は、自治体にゴミとして回収してもらうのが一般的です。
その際には、基本的に処分料はかかりません。
処分を急ぐ場合は、処分料を支払って地域のゴミ処理業者や不用品回収業者に依頼することもできます。

また、レコードの寄付を募集している団体に送付する手もあります。
ただし、その際には送料をこちらが負担する必要がある点に注意してください。

レコードの処分方法にはいくつかの選択肢があります。
それぞれの選択肢のメリットを比較して、自分にあった処分方法を選んでみてください。

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